弘前でご当地アイドルが10周年記念ライブ 過去のメンバーも登場

パフォーマンス中のアルプスおとめ

パフォーマンス中のアルプスおとめ

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 弘前のスペースデネガ(弘前市上瓦ヶ町)で12月10日、ご当地アイドルユニット「アルプスおとめ」の単独10周年記念ライブを開催された。

大団円では過去のメンバーたちも参加して「ニジイロリンゴ」を歌った

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 青森のご当地アイドル「りんご娘」の妹ユニットとして2006年に結成したアルプスおとめは、青森在住の小中高校生6人で構成。メンバーはリンゴ農家に多い名字が名前となっており、結成10年目を記念して開く単独ライブは今回が初めて。

 ライブは昼の部と夜の部の2回行い、チケットは完売。過去のイベントで披露してきた曲に加え、ファンからリクエストがあった曲や、ヒップホップダンス、ピアノ伴奏も披露し、各メンバーの個性を生かした内容となった。

 「ライブのコンセプトを決めるところから、曲の順番、衣装、曲の合間に何を話すかなど、全部自分たちで考えた。一からやる大変さがわかった」とリーダーの「外崎」さん。夜の部では、アルプスおとめの卒業生がサプライズ出演する場面もあり、ファンからは「おかえりなさい」との声援が掛けられた。

 同ライブを最後に、アルプスおとめを卒業する「今」さんは「スクールに入って、支えてくれる周りの人への感謝の気持ちが大切だと学んだ。これからもアルプスおとめの応援をよろしくお願いします」と涙ながらに話し、メンバーやファンたちの拍手で見送られた。

 同ユニットが所属するリンゴミュージック社長の樋川新一さんは「今回のように別れもあるが、新しい刺激をどんどん取り入れて、よりエネルギッシュなアルプスおとめになってほしい」と話す。

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