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弘前で旧相馬村の文化発信フェス 紙すきやエビ釣り体験など

相馬まるごとフェスタが開催

相馬まるごとフェスタが開催

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 弘前の複合商業施設「ヒロロ」(弘前市駅前町)3階のヒロロスクエアで1月20日・21日、「相馬まるごとフェスタ」が開催される。

昨年開催されたエビ釣り体験の様子

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 市町村合併10年を迎えた弘前市相馬地区(旧相馬村)の魅力を発信するため、昨年から始まった同イベント。主催は、相馬在住者と同地ゆかりの人たちで組織する「相馬まるごとフェスタ実行委員会」。

 「エビつり体験」は、「相馬えび等養殖生産組合」(五所里見)が行う。同生産組合は昨年30周年を迎え、全国テレビにも紹介されて話題となった。同地区以外で出店することは珍しく、昨年の出店においても完売したという。今年は昨年よりエビの数を増やして対応する。エビ釣りは1匹につき200円。

 ワークショップコーナーでは、「紙すき体験」や「アップルケーキ製作体験」などを行う。「紙すき体験」は相馬地区にある紙漉沢エリアから出展。同エリアには南朝第3代の長慶天皇の潜幸伝説があり、古くから紙すきの技術がある。同体験は伝統技術を生かし、ハガキの製作体験を行う。アップルケーキ製作体験は両日10時30分と13時30分の2回開く。参加申し込みは開始30分前から受け付ける。先着順。

 軽食コーナーでは、成田商店(五所野沢)がもつ煮込みと津軽の伝統食「けの汁」を合わせた「もつけの汁」(300円)を販売。地元農家や学生に人気で、昨年より販売量を増やして対応する。特産品コーナーでは相馬産リンゴやタルトなども販売する。

 実行委員の藤田徹さんは「相馬地区の住民の元気やロマントピアといった魅力ある施設がある。当イベントで相馬地区に興味をもっていただき、実際に相馬地区に足を運んでもらえるようになれば」と話す。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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