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弘前の街中にリンゴ酒醸造所 地産リンゴを使ったシードル販売へ

「ひろさきアップルシードルGARUTSU」と醸造担当の櫻庭真衣さん

「ひろさきアップルシードルGARUTSU」と醸造担当の櫻庭真衣さん

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 弘前に新設した醸造所「GARUTSU(ガルツ)代官町」(弘前市代官町、TEL 0172-55-6170)で12月3日、「ひろさきアップルシードル」の販売が始まった。

ひろさきアップルシードル「GARUTSU」

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 昨年8月にオープンした「代官町カフェ&バー」に併設する同醸造所。弘前市が2014年4月から認定を受けた「弘前ハウスワイン・シードル特区」を活用し、酒造免許を今年10月に取得。シードルの醸造を開始し、同日の発売に至った。

 弘前産リンゴを使用する同シードル。初回醸造分には「つがる」を使ったが、今後は「ジョナゴールド」や「王林」といった他の品種による醸造を進めていくという。同社CEOの笹島雅彦さんは「味の変化を楽しんでほしい」と話す。「アルコール度数9度は海の幸と合わせやすいように高めにした。氷を入れるなどのさまざまな楽しみ方で味わってほしい」とも。

 笹島さんは「来年はアップルワインの販売も予定している。今後はリンゴやブドウの栽培にも着手し、街中という立地を生かし、フレッシュなシードルを提供したい。弘前産のシードルを国内だけでなく海外にも発信していければ」と意欲を見せる。

 価格は750ミリリットル入り=1,580円。

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