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青森・平川で肉の祭典「にぐフェス」 地元ホルモン食べ比べ

主催する「Asobo!Hirakawa」の一戸健児さん

主催する「Asobo!Hirakawa」の一戸健児さん

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 青森・平川にある温泉「からんころん温泉」で9月23日、グルメイベント「津軽ひらかわ にぐフェスティバル」が開催される。

会場となるからんころん温泉ガーデンハウス

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 平川市内にある精肉店のホルモンを食べ比べる同イベント。「水木精肉店」(平川市町居南田)、「肉の豚金(葛西精肉店)」(本町北柳田)、「ほるもん屋」(本町平野)の3店が出店。各店舗が1人前100グラムずつ提供する。

 同日はステージパフォーマンスを6組予定しており、地元を中心に活動するバンドが演奏などを披露するほか、フードブースを設置。さくら野百貨店弘前店(弘前市城東北)4階にあるパキスタン料理店「SANA」や弘前駅前に新しくオープンしたカフェダイニング「FAVORITE THINGS(フェイバリット スィングス)」(駅前町)、秋田県大館市のカフェ「ゼロセカンド」などが出店する。

 主催する市民団体「Asobo!Hirakawa」の一戸健児さんは「当団体は何もないといわれる平川市で大人も子どもも地元で楽しむという目的で今年2月に発足した。今回のイベントは初の有料企画で、規模も最大」と話す。

 一戸さんによると、「にぐ」は津軽弁で肉を意味し、ホルモンや焼き肉と同義という。「津軽地方では『にぐやる』といえば屋外でのバーベキューや焼き肉をすること。家族や友人らとやる機会は多いが、なじみの精肉店から買うことが多く、意外と他店の肉を知らないことが多い」と、イベントを企画した。

 当初は「肉×博」や「肉フェス」のようなイベントを呼び込むことを考えたが、規模や予算の関係から早くから断念。「津軽弁で『にぐ』にして企画した」と笑顔の一戸さん。「当日は手ぶらで来て焼き肉を食べられるほか、入浴券も付くのでお得」と話し、「これからもニッチなターゲットを狙って地元で楽しめる企画を発信していきたい」と意欲を見せる。

 開催時間は11時~15時30分。前売り入場券は2,000円(からんころん温泉入浴券付き)。からんころん温泉、蔵カフェ蔵工房(平川市金屋中松元)、平川市観光協会(猿賀南田)で取り扱う。

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