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弘前でイングレスのイベント初開催 弘前公園周辺でゲームの実践も

たか丸くんの像といった街のオブジェなども「イングレス」の「ポータル」となっている

たか丸くんの像といった街のオブジェなども「イングレス」の「ポータル」となっている

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 弘前文化センター(弘前市下白銀町)で6月6日、オンラインゲーム「Ingress(イングレス)」のイベント「Ingress: First Saturday」が開催される。

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 イングレスはスマートフォン向けの位置情報を利用した仮想上の陣取りゲームで、米グーグル・Niantic Labsが開発運用する。昨年11月には第18回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門で大賞を受賞。世界各地で公式イベントが開催され話題となっている。

 主催する「Team GIFT」は、青森県内でイングレスのイベントを運営。昨年11月に八戸市内で東北初となる公式イベントを開いて以来、三沢市・十和田市・青森市などでも主催した。弘前での開催は初となる。発起人の大川晋司さんは「冬季は安全面に配慮し、地元の八戸周辺での開催となっていた。雪が解け、ポータル(陣取りするための場所)の数も充実してきたため開催を決めた」と話す。

 イングレスにおける弘前の魅力を「弘前駅から土手町、弘前城までの間にポータルが連なっており、弘前城周辺には40近くのポータルが集まっている」と解説する大川さん。「弘前には歴史的建造物や寺院が多いため、まだまだポータルの候補となるところが多い。接近戦が繰り広げられるのでは」とも。

 同イベントでは「初心者でも分かりやすく遊び方や楽しみ方を教える」と大川さん。実際に弘前公園周辺を歩き、イングレスを実践する時間を設けるという。「イングレスは今まで自分が知らなかった場所を発見したり、遊んでいる土地に詳しくなったりできる。ゲームを通して多くの人と知り合うこともできることも魅力の一つ。興味がある人はこの機会に参加してほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は13時~16時30分。参加無料。

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