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青森・黒石でクリスマスのねぷた絵 「何かを退治してそうな」サンタも

「何か退治してそうな」サンタねぷた

「何か退治してそうな」サンタねぷた

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 青森・黒石の観光交流施設「松の湯交流館」(黒石市中町、TEL 0172-55-6782)に飾られた、クリスマスをテーマにしたねぷた絵が現在、訪れる人々の目を楽しませている。

眼光が鋭いサンタねぷた

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 クリスマスをテーマにしたねぷた絵の展示は2018(平成30)年から始め、今年で8回目。松の湯交流館前のしとみ(格子を取り付けた板戸)スペースに、クリスマスをテーマにした横1.9メートル、縦1.8メートルのねぷた絵を3作品展示する。

 今年の3作品のモチーフは、「サンタクロース」「西洋のクリスマス」、弘前で活動するアーティスト「ジョナゴールドさん」。担当したのは津軽エリアで活動するねぷた絵師で、それぞれ山谷寿華(じゅか)さん、工藤友哉さん、石原健太さん。

 松の湯交流館館長の今井秋行さんは「テーマだけを伝え、絵柄はねぷた絵師に一任している。ジョナゴールドさんだけは担当した石原さんが推していることもあり、事務所に確認をして実現に至った」と話す。

 展示は12月1日から始め、訪れる人たちがスマホなどで写真を撮る姿が多く見られた。Xでは好意的な反応が多く、「何かを退治してそうなサンタ」や「悪い子はいねがー」「口にプレゼント突っ込みそう」などの反応があったほか、弘前出身の現代美術家・奈良美智さんもサンタねぷたにリポストした。

 今井さんは「通行人だけでなくSNSを介して世界中に見られていることは、ねぷた絵師もうれしいと言っていた。ねぷた絵は昼と夜で雰囲気が変わるので、夜の点灯したねぷた絵も見てほしい」と話す。

 ねぷた絵点灯時間は16時~22時。12月25日まで。

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