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弘前のカフェ「ロット」がリニューアル アンティークの心地よさ追求

リニューアルした「ロット」店内。(左から)店主の小山内健晴さん、店長の吉澤舞子さん

リニューアルした「ロット」店内。(左から)店主の小山内健晴さん、店長の吉澤舞子さん

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 アンティーク&カフェ「ROTTO(ロット)」(弘前市代官町、TEL 0172-55-9174)が7月18日、リニューアルオープンした。

リニューアルした「ロット」の店内

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 1階はアンティークショップ、2階はカフェとして営業していた同店。リニューアルで1階をアンティーク家具も販売するカフェにし、2階をスタッフルームとした。店主の小山内健晴さんは「手狭になっていたことから移転も考えたが、1階をリニューアルすることで店舗を広く使うことができた」と話す。

 「ロット」は2014(平成26)年にアンティークショップとして同建物の1階にオープンした。2016(平成28)年には2階にカフェをオープン。その後、アンティークショップの営業は不定期になり、家具の撮影やコーヒー豆を焙煎(ばいせん)する場所となっていた。

 販売するアンティーク家具や焙煎機をカフェ店内に設置することで、スペースを有効活用するだけでなく、アンティークな店の雰囲気をより演出する。電気や水道は業者に依頼したが、棚やカウンターは自分たちで作り、アンティーク家具に合わせて細部までこだわった。「昔からあったような店内とお客さまから言われ、狙い通りだった」と小山内さん。店舗面積は約26坪、客席は26席。駐車場は

 メニューは、月替わりのランチ(900円~)、チーズケーキ(480円)、プリン(500円)のほか、コーヒー(ホット=600円、アイス=650円)、カフェラテ(650円)、フレーバーラテ(700円)などのドリンクも用意する。

 小山内さんによると、物件のオーナーですらいつ建てられた物なのか分からなかったが、改修している最中、床下から1933(昭和8)年の新聞が出てきたという。小山内さんは「ヨーロッパでは古い建物をリノベーションして長く使うケースが多いと聞く。当建物も長く使っていきたい。古いからこそ生み出せる空間の心地よさを感じてもらえたら」と話す。

 営業時間は11時30分~17時。水曜・木曜定休。駐車場は店舗前に2台ほか、近隣にも用意する。

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