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青森・田舎館の田んぼアート「モナリザ」が黄金色の見頃

黄金色に色づいた田んぼアート「モナリザ」

黄金色に色づいた田んぼアート「モナリザ」

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 青森・田舎館(いなかだて)村の田んぼアートが現在、黄金色に色づき見頃を迎えている。

7月に撮影した田んぼアート。稲の色はまだ緑

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 田んぼをキャンバスに見立て、巨大な絵を描く田んぼアート。同村では毎年、2つの会場で行い、どちらも展望台から見られるため、遠近法を使って立体的に表現する。今年は10種7色の稲を使った。

 今年のテーマは、第1田んぼアートがイタリアの芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」と黒田清輝の日本画「湖畔」、第2田んぼアート会場は「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産登録を記念したイラストになった。

 観覧は5月30日から開始。「モナリザ」は2003(平成15)年にテーマにしたことがあり、再挑戦となった。同村企画観光課の鈴木文人さんは「当時はまだ遠近法を使っていなかったため、20年前の作品と比較して技術の進歩に驚かれる人が多かった」と笑顔を見せる。

 今年の青森は大雨による水害が各地であったが、田んぼアートには大きな影響はなかったという。鈴木さんは「『湖畔』の湖部分の稲が倒れてしまい、波立つような湖になってしまった。それでもセピア色の田んぼアートになっているので、実際に色づいた作品を見てほしい」と話す。

 開場時間は9時~17時。料金は、大人=300円、小学生=100円、未就学児無料。10月10日まで。

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