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弘前の美術館、スタジオ料金改定 3Dプリンターや大型スクリーンなど

大型スクリーンを利用できるスタジオB。スピーカーやAV機器一式の貸し出しもある(写真提供=小山田邦哉)

大型スクリーンを利用できるスタジオB。スピーカーやAV機器一式の貸し出しもある(写真提供=小山田邦哉)

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 弘前れんが倉庫美術館(弘前市吉野町、TEL 0172-32-8950)が4月1日、スタジオ利用料金を改定する。

3Dプリンターなどが備わるスタジオA

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 昨年、吉野町緑地公園にあった「吉野町煉瓦(れんが)倉庫」を改修して開業した同文化施設。5つの展示室と無料で利用できるライブラリースペース、貸し出し用の3スタジオを備える。スタジオはこれまで、午前、午後、夜間の区分け貸しだったが、同日から1時間貸しに対応する。

 スタジオAはワークショップ向けで、有料のパソコン(400円)や3Dプリンター(700円)を備え、制作活動や実技講座などに利用できる。スタジオBは横5.3メートル、縦3.3メートルのスクリーン(400円)や姿見の大型ミラーを設置し、上映やダンスレッスンなどに使用可能。スタジオCは楽器練習や演奏、録音に利用できる音楽スタジオとなっている。

 1時間の利用料金は、スタジオA=300円、スタジオB=800円、スタジオC=200円。事前予約制で受け付けは電話のみ。翌日から6カ月先までの予約が可能で、当日利用は不可。予約状況は弘前市公共施設予約システムから確認できる。1スタジオを借りた場合、駐車場を1台分用意する。

 スタジオの管理を担当する石川公子さんによると、ワークショップや上映会といった利用のほか、スタジオCをリモートワークに使った人がいたという。石川さんは「1時間貸しになったことで、もっと気楽に借りられるようになれば。今後はスタジオを活用した主催イベントも行っていきたい」と話す。

 開館時間は、日曜~木曜=9時~17時、金曜・土曜=9時~21時。火曜休館。

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