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弘前エール飯マガジン2号目発行へ 飲食店の応募呼び掛け

弘前エール飯マガジン。1号目は市内60店舗を紹介した

弘前エール飯マガジン。1号目は市内60店舗を紹介した

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 「#弘前エール飯(めし)」プロジェクト実行委員会が現在、発行するマガジン掲載店を募集している。

春の時は4種のランチョンマットも用意した

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 新型コロナウイルスの影響で飲食業界が冷え込む中、市民を巻き込み飲食店を救おうと発足した同プロジェクト。一般市民と飲食店にテークアウト(持ち帰り)情報を、ハッシュタグ「#弘前エール飯」で統一し、SNSツールを使って共有するという取り組み。今年4月に有志らが集まり立ち上げ、5月にはテークアウト実施店を紹介する「弘前エール飯マガジン」を無料配布した。

 弘前では接客を伴う飲食店でクラスターが発生し、現在、新型コロナウイルスの感染者が増加している。弘前市は10月19日に市内飲食店に対し、10月31日までの休業を要請した。一部店舗ではテークアウト営業は対象外となったことから営業を続けている。

 同プロジェクトメンバーの秋元駿一さんは「弘前で発生した集団感染の収束がなかなか見えない中、厳しい状況がしばらく続くと思われる。先が読みづらく、テークアウトに消極的になっている店もあるが、何もしないよりは何らかの形で飲食店を応援したい」と話す。

 発行するマガジンは2号目となり、市内スーパーや市役所、銀行などに1万部を設置する予定。発行日は11月7日。

 秋元さんによると、前号では1,000円の弁当が1万個売れたなど、売り上げの助けになった店が複数あったという。「掲載できなかった店があったなど課題があったため、今回は前号より多くの店を紹介したい」と秋元さん。

 応募締め切りは10月29日までとしていたが、11月1日17時までに延長した。秋元さんは「店によっては休業中で気づいていないケースや知らなかったといった声を聞き、印刷直前まで待つことにした。なるべく多くの店に届いてほしい」と話す。

 申し込みは、同プロジェクトが作成したグーグルフォームで受け付ける。

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