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りんご公園で「りんご収穫祭」 シードル飲み比べ「シードルナイト」も

会場ではリンゴの生搾りジュース体験なども行う

会場ではリンゴの生搾りジュース体験なども行う

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 弘前市りんご公園(弘前市清水富田)で9月25日~27日、「りんご収穫祭」が開催される。

昨年のりんご収穫祭の様子

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 リンゴの収穫が本格化する9月~11月を前に、収穫の無事を祈りながら、弘前のリンゴをPRする目的で始まった。今年で7回目となったシードル飲み比べイベント「シードルナイト」は会場内で16時~20時に開催する。2夜連続開催は初の試みとなる。

 園内では、リンゴ生搾りジュース作りやリンゴを練り込んだ特製パン生地を棒に巻き付けて炭火で焼く「りんご棒パン制作体験」(以上、参加料=200円)、体験型謎解きイベント(参加料=1,000円)などを行う。27日の11時~12時には、弘前のダンス&ボーカルユニット「RINGOMUSUME」によるミニライブを開催するほか、12時から直径2メートルの巨大アップルパイの実演販売(1パック500円)も行う。

 25日・26日に開催するシードルナイトは、参加料700円で全10種類のりんご酒を1杯ずつ試飲できる。今年発売したオリジナル天然酵母を組み合わせた「えんシードル」や希少品種「はつ恋ぐりん」を使った「タムラファームはつ恋ぐりん」などのシードルも楽しめる。シードルナイト開催中は、青森県在住のキャンドルアーティスト「YOAKE no AKARI」がプロデュースするキャンドルイルミネーションを行う。

 3日間通して開かれる飲食ブースでは、津軽地域9市町村で親しまれている郷土料理や新ご当地メニューを販売。平川からは「平川サガリ」や黒石の「黒石つゆ焼きそば」のほか、藤崎からはしょうゆベースのスープにのりを練り込んだ麺を組み合わせた「アンペそば」、西目屋はリンゴのせん定枝を利用した炭で焙煎(ばいせん)する「白神焙煎炭焼珈琲」を提供する。

 感染症対策として、入園ゲート2カ所で入園者の体温を測定する。入園時には手指消毒を徹底し、連絡先記入も依頼するという。公園内「りんごの家」ではマスク販売を行うほか、飲食ブースのテーブルとイスは事前に距離を保って配置し、ビニールカーテンなど飛沫対策を行う。

 主催する弘前市りんご公園まつり事業実行委員会の飯塚瑛久さんは「本格化するリンゴの収穫をご来園の皆さんと一緒にお祝いできれば。まつり期間中は、家族連れでも楽しめる催しをたくさん用意しているので、お誘いあわせの上、来園いただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は25日=16時~20時、26日=10時~15時と16時~20時、27日=10時~15時。入場無料。

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