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黒石にねぷた絵を使ったうちわ・灯篭の体験工房「IRODORI」 手作り雑貨の販売も

ねぷた絵で作られたうちわや灯篭と店主・木村正幸さん

ねぷた絵で作られたうちわや灯篭と店主・木村正幸さん

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 黒石の中町こみせ通りに8月1日、手作り雑貨店「IRODORI」(黒石市中町)がオープンした。

ライトアップで彩られたねぷた絵のうちわが陳列された棚

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 ねぷた絵を使ったうちわや灯篭の製作体験ができる工房と津軽エリアの作家による手作り雑貨を販売するスペースが併設した同店。黒石のNPO法人「横町十文字まちそだて会」が運営する。店舗面積は5.5坪。

 横町十文字まちそだて会は、黒石の中心部に自宅や職場に次ぐ「第3の場(サードプレイス)」を作ることをコンセプトに、まち歩きツアーや店舗改装デザイン、食のプロモーション活動を行っている。創設は2014(平成26)年。メンバーは黒石を中心に活動する20代~50代。

 「うちわ作り体験は5年前からまち歩きの一環で、すでに実施しており、集めたねぷた絵をうちわ以外に活用できないかと、灯篭作りや商品として販売することに至った。黒石のねぷた絵は繊細で、雑貨などに活用すると映える」と店主の木村正幸さん。

 「ホッとくつろげる場所であるとともに、非日常の空間として、日常生活に彩りを与える場所にしたい。黒石の伝統こけしや弘前のハト笛など、ここでしか買えないものを増やしていきたい」とも。

 うちわは1,800円、灯篭は1段=3,500円、2段=5,800円、3段=8,800円。制作体験は販売価格と同じ。体験時間は40分以上を見込み、滞在時間を長くすることで黒石を楽しめるスポットを目指すという。

 木村さんは「今年は新型コロナウイルスの影響でねぷたまつりが中止となったため、地元の人にねぷたを感じてもらえる場になれば」と笑顔を見せる。

 営業時間は平日=11時~15時、土曜・日曜・祝日=10時~16時。火曜定休。

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