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弘前で「さんまの煮干し」使うラーメン店 青森の人気店がプロデュース

「さんま煮干しそば 高倉」店長の相馬雄司さん

「さんま煮干しそば 高倉」店長の相馬雄司さん

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 弘前運動公園近くにラーメン店「さんま煮干しそば 高倉」(弘前市豊田、TEL 0172-55-5885)がオープンして1カ月がたつ。

さんまの煮干しを中心とした「秋刀魚(さんま)の濃ゆい煮干しそば」

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 さんまの煮干しをだしに使ったラーメンを提供する同店。「麺や ゼットン」(青森市緑)「情熱★ビリー」(青森市石江岡部)などのラーメン店を展開する「NON'S CAFE GROUP(ノンズカフェグループ)」社長の植田倫安さんがプロデュースする。

 店長の相馬雄司さんは2011(平成23)年に東京からUターンし、「たかはし中華そば店」(弘前市撫牛子)や「にぼshin.」(青森市浪岡)などで修業。「自分の店を持ちたい」と独立を考えるようになったという。「植田さんとの出会いは昨年。ラーメンというより料理に対する姿勢には尊敬しかない」と話す。

 店舗面積は約15坪。席数は、カウンター席5席、小上がり席12席。店内は「和」をテーマに、幽霊画やダルマを飾る。相馬さんは「店名の由来は自分が不器用だから。俳優の高倉健さんからお借りした」と笑顔を見せる。

 メインメニューの「秋刀魚(さんま)の濃ゆい煮干しそば」(750円)は、レモン、大根おろし、三つ葉を添える。「2工程を6時間かけて作るスープを最後まで味わってもらう工夫」と相馬さん。

 メニューは鶏と豚のチャーシュー盛り(350円)、燻(くん)玉(150円)、チャーシューネギ丼(250円)、黒バラのり(100円)など。「現在開発中」(相馬さん)という「焼き干しとタイの中華そば」や「山菜と煮干しのまぜそば」も近日メニューに加える予定という。

 9月24日のオープンから約1カ月、相馬さんは「SNSや口コミだけでお客さまが増え、スープ切れで店を閉めざるを得ない日もあった。ありがたい反面お客さまには申し訳ないことをした。早く体制を整え長く愛されるような店にしていきたい」と話す。

 営業時間は11時~21時。水曜定休。

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